々は学習塾ですが、ただ単に勉強を教えているだけの存在ではありません。それでは学校と何ら変わりがなくなってしまいます。学校は「教える事」に責任を負っています。それに対し我々は、生徒さん一人一人の「夢」を実現する事に責任を負っているのです。塾生の目標は様々です。○○高校に合格したい、数学の成績を上げたい・・・。それらをより効率的に牽引し実現する事。それが我々の使命です。
さて、最近全国各地で、学生が被害者となる物騒な事件が頻発しています。「夢」の実現の前に塾生の「安全」を確保しなければ、「夢」どころではありません。
悲しい事ではありますが、既に我々を取り巻く環境は、決して「安全」と呼べるものではなくなってしまいました。大切なお子様が事故や事件に巻き込まれない為に、大人の側から積極的な対策を講じる必要がある時代なのです。漠然とした安心感は禁物です。事件はごく近所でも発生しています。
また同様に、個人情報漏洩事件も様々な組織において発生し、問題視されています。我々は職務上、塾生の成績データや住所、電話番号等を管理しています。万が一にでもこれらのデータが外部に流出するような事のないようあらゆる手段を講じて行く必要があると考えています。
既に入塾されている方、及び入塾を検討されている方に、「日野教室のセキュリティ強化への取り組み」をご紹介します。
塾生の身体安全に対する取り組み
100%の安全など存在しない事は分かっています。しかし、いざ事件や事故が起きた際、「あの時こう対応しておけば良かった」と思っても何の解決にもなり得ません。1.事前に想定し、2.その発生可能性を低くする為の方策を講じる、事が日野教室のポリシーです。
「うちの子に限って事故に巻き込まれたりなんかしないわ」、「事故が起こったらその時の話。そんな確率ほとんど無いし」。様々な意見が御座います。しかし実際に自分のお子様が事故や事件に巻き込まれたとしたら、同じ意見のままでいられるでしょうか。「あの時こう対応しておけば良かった」と後悔するのではないでしょうか。
日野教室はあらゆる可能性を想定して、塾生の身体安全を確保する仕組みを導入していきます。それが例え100%の策でなかったとしても、少しでも安全の可能性が高まるならば、その方法にチャレンジして参ります。 |
安否連絡システム「WHERE」の開発・導入
2005年2月から、安否連絡システム、WHEREを独自開発し、運用しています。
WHEREは、生徒さんが登塾時や帰宅時に塾生カードを読み込ませる事で、リアルタイムにその旨が保護者の方にメールで送られるシステムです。また、予定の時間になっても生徒さんが塾にいらっしゃらない場合も、その旨がメール通知されます。
WHEREは、既製品ではありません。一般的にこのような学習塾向けセキュリティシステムは導入に多大な費用が掛かりますが、日野教室では、これを独自開発する事で、経費を非常に安価に抑えてあります。ですから、他の塾のように「システム利用料」といった名目の経費負担を保護者の方にお願いする事は一切ありません。日野教室では、純粋に、生徒さんの安全を考えてこのシステムの開発/導入を決定しました。
実は塾長の前職はIT技術者であり、こういうソフトウエア開発やセキュリティ設計はお手の物なのであります。
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防犯ブザーの無償貸与
2006年3月16日に経済産業省より「学習塾に通う子どもの安全確保ガイドライン」が提示されました。経済産業省のガイドラインは、主に、1.塾に通う子どもの保護者、及び2.学習塾経営者、の両者に対し、安全対策の必要性を訴えるレターですが、その中に、「子どもに対し防犯機器の携行を推進するとともに、使用方法について丁寧に指導する」という一文があります。
一般的に、我々学習塾側からは「お子様の安全の為に防犯ブザーを持たせて下さい」と親御さんにお願いするしかありません。しかし、親御さんの危機意識のレベルは実際には様々で、塾生全員が防犯ブザーを持つには多くの時間が必要とされるであろう事は、想像に難くありません。
これらの事を勘案し、塾生の身体安全を最優先する為に、日野教室では塾生全員に防犯ブザーを無償貸与する事に致しました。
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防犯情報の収集
塾での授業は夕方から夜に掛けてがメインです(春期講習、夏期講習、冬期講習期間中は、朝9時半からです)。車で送り迎えをしてもらう塾生も居ますし、夜道を自転車で移動する塾生もいます。家庭の事情で全員が毎週々々送り迎えして貰う事は不可能でしょう。ただし、事件発生時は別だと日野教室は考えています。
こういった事件発生の第一報を迅速に収集し、的確な対策を取っていく事も、大きな防犯活動の一環であると日野教室は考えます。
日野教室は、日野市教育委員会、及び警視庁から、「不審者情報」及び「事件事故情報」のリアルタイム配信を受けています。こうした迅速な情報収集を元に、いち早く保護者の方とも連携して、安全対策を講じているのです。
例えば「日野教室から2Km以内の郵便局で発砲事件が発生し、犯人は短銃を持って逃走中」という状況で、お子さんに夜道を自転車で走らせるでしょうか。これは一見突飛な例のように思われるかも知れませんが、実際に起こった話なのです・・・。
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シックハウス症候群等への対応策
日野教室の内装は、シックハウス症候群の大きな要素といわれるホルムアルデヒドを一切使用しない方法で仕上げられています。もちろん全員が発症する訳ではない事は知っています。しかし、こういった化学物質に過敏に反応する体質を持つ塾生も居ないとは云えません。シックハウス症候群の典型的な症状は、発汗異常、発熱、喉の痛み、疲労感等といわれています。これらの症状は全て、集中力を削ぎ、正常な学習行為を阻害するものなのです。
そこで施工時に特に工務店に指示を出し、アルデヒドフリーで内装工事して貰いました。
また同様に花粉症の症状を緩和させる努力も続けています。もちろん日野教室には人の出入りがありますから全ての花粉をシャットアウトする事は不可能です。それでも花粉除去機能のついた業務用エアコンを導入する事で、少しでも症状の緩和を狙っています。
個人情報保護に対する取り組み
我々は生徒さんの詳細な成績データや合否情報、同時に電話番号や住所等の個人を特定出来るデータを管理しています。これらのデータは本来、1.より効率的な学習方法を策定し、2.親御さんとも頻繁にコミュニケーションを取って指導方針を決定していく
為のモノですが、同時に非常に高度で重大な個人情報データでもあります。
いかなる場合においても、これらの個人情報を第三者に公表したり、盗用されたりといった事態を防止しなければなりません。その為に日野教室は「情報を盗ませない方策」をとっています。故意かそうでないかの区別無く、まずは「盗れないように」する事。それらをカンや経験ではなく、マニュアル化しそれを遵守する事で、高いセキュリティレベルを維持しているのです。
現在日野教室には20名を超えるスタッフが勤務しています。勿論全員採用試験や複数回の面接を経て採用された精鋭で、更に学歴や実家の状況もヒアリングしています。決して彼らを疑っている訳ではありません。
しかし「全てを疑って考えて、その上で盗まれない仕掛けを構築する」事こそセキュリティの定石であると日野教室は考えます。性善説に則ったセキュリティなど存在しないというのが日野教室の考え方なのです。 |
日野教室のゴミ捨て
少しでも個人情報が含まれているドキュメントについては、全てシュレッダ処理後に燃えるゴミとして出しています。模擬試験の結果や学習状況報告書といった重大な個人情報を含むデータは勿論の事、塾生の氏名が書いてあるだけのペーパーについても、日野教室は個人情報としてシュレッダ処理に回します。
古い問題集やテキストといったいわゆる「雑紙ゴミ」は、シュレッダ処理はせず、日野クリーンセンタを通じてリサイクルに回します。シュレッダ処理後の紙は繊維が寸断され、リサイクル出来ないからです。これらの「雑紙ゴミ」に誤って個人情報が混入しないように、全てチェックの上、捨てています。
更にこれらのチェック済み「雑紙ゴミ」には、「Security Confirmed」ステッカーを貼付して、周りの住民の方が誤解しないように配慮しています。
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ネットワークのセキュリティ
日野教室では多くの事務作業をコンピュータ処理に依存しています。そうする事で事務の効率化を図り、少しでも多くの時間を塾生からの質問や自習の状況を観る時間に充てているのです。
例えば、前述のWHEREに代表される塾生の安否連絡や、遅刻した生徒の呼出、月謝の受け取り確認も、全てコンピュータベースのシステムによる自動メールで行なわれています。計5台のコンピュータが稼動しており、これらは全てインターネットへの常時接続環境を持っています。
外部からのアタックやウィルス感染による情報漏洩を防止する為に、日野教室のセグメントは、ファイヤーウォールサーバ等を利用した大企業並みのセキュリティ対策で守られています。
尚、外部からのハッキングのヒントにならないように、ネットワークセキュリティ施策の詳細については非公開とさせて頂きます。
デジタルデータの取り扱い
前述の通り、日野教室のデータの多くはデジタル化されています。これらの中には、「独自作成問題集」といった個人情報保護の観点から見ればセキュリティレベルの低いものもありますが、親御さんへのレポートや、授業スケジュールといった機密性の高いものも入っています。
日野教室は個別指導制を採っていますから、授業スケジュールには塾生の個人名が掲載されており、例えばこのデータが悪意のある第三者の手に渡った場合、「塾の帰りに待ち伏せする」といった事件の引き金にもなりかねません。
また前述の安否連絡システムWHEREには、全ての塾生の親御さんのメールアドレスが格納されています。これらの漏洩は、親御さんへの迷惑メールに直結する可能性があります。
そこで日野教室では全てのデータを暗号化の上格納し、万が一システムをハッキングされた場合でも内容が読めないようにしています。
「盗まれないようにする仕掛け」と「盗まれても意味をなさない仕掛け」、及び「盗もうとする行為を監視する仕掛け」を同時に取り入れる事で、個人情報の流出を防いでいるのです。
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日野教室は、今後も生徒さんの安全を第一に考え、高い意識を持って、あらゆるセキュリティ強化に努めて参ります。
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