家庭教師と比べてみると　

　家庭教師は究極の学習形態？　

　生徒さん一人一人の状況をじっくり分析し、その生徒さんに最も適した指導方法を取っていく・・・。これが日野教室のポリシーなのですが、1：1で生徒さんに向き合える「家庭教師」は、その究極の形とも云えます。

　日野教室がいくら1：2の個別指導制だといっても、一人の生徒の動向に着目するいう意味では、1：1で向き合う家庭教師には、かないません。日野教室の講師は同時に最大2名の生徒さんを見ている訳ですから、生徒さんに対する「集中度」は、一見、家庭教師の半分しかないようにも思えます。

　やはり、究極の指導形態は、「家庭教師」なのでしょうか。

　大切なのは「分析力」と「指導力」、そして集団の力　

　生徒さんが今置かれている状況や、得意／不得意カテゴリの把握、どこでつまづいてしまっているか、どこに注力すれば成績が伸びるか・・・。こういった分析力は講師の質に依存します。つまり、上手く出来る人と出来ない人が居るって事。更に、指導力。講師自身が「理解している」事と、「上手に相手に理解させる事が出来る」事は、異なる能力だからです。

　こういった分析力と指導力を持った家庭教師が居たとしたら、そしてそういう人に1：1で指導を受けたら、完璧である事は間違いありません。

　しかし、残念ながら、世の家庭教師全員がこういった力を持っている訳ではなく、むしろ高いスキルを持っている方のほうが稀。家庭教師の場合、他の家庭教師の指導の様子を見て参考にしたり、研修を受けたりする機会が極端に少ないので、その人の生まれ持っての資質に頼らざるを得ないのです。だとしたら、家庭教師を雇う際、どうやってそれを判断しますか？

　最も大切な事は「分析力」と「指導力」です。それがなければ、1：1だろうが1：2だろうが、生徒さん本来の実力を発揮させる事など出来はしません。日野教室では全ての授業の内容や問題点を、授業後のミーティングを通じて共有します。こうしたミーティングは毎晩欠かさず実施されます。必要に応じて次回からの指導方法を変えたり、担当講師を変更したり、生徒にとっても講師にとっても最良の状態を作り出す為に、集団の力を利用しているのです。

　家庭教師は無駄が多い

　庭教師の経験がある方ならばすぐに理解して頂けるかと思いますが、家庭教師って予想以上に無駄が多いのです。

　まずは、指導時間の無駄。講師ばかりが解説をしているだけでは生徒さんの実力は伸びません。ですから、生徒さんに設問を与えてそれを解かせている時間が必ず存在するのですが、1：1で指導する家庭教師の場合、生徒さんが問題を解いている間、講師はヒマになってしまうのです。しかし実際は、そういったヒマな時間に対しても親御さんは料金を払っている計算になります。家庭教師の場合、こういった無駄な投資が避けられないのです。

　次に、拘束時間の無駄。家庭教師の料金って基本的には、拘束時間×単価 ですから、生徒さん一人だけのために指導する時間だけではなく、生徒さんのお宅に移動する時間（往復）も拘束時間に入ってしまいます。こうした経費を別途請求する事がなくても、基本単価にインクルードされているのが普通なので、家庭教師の料金は高額になる訳です。基本単価に含まれているから分かりにくいだけで、講師の通勤時間分も実際には拘束時間として請求されていると考えると、相当な無駄を含んでいる事が分かります。

　上の2つは経済的な無駄ですが、3つめは最も重要な、雰囲気の無駄です。日野教室は勉強をするためだけの空間ですから、良い意味での緊張感に満ちています。しかし家庭ではそうはいきません。生活感あふれる自分の部屋で、「さ、勉強するぞ」という気持ちの切り替えをするのは、とても難しいのです。

　　

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